60年にわたる、diptyqueの物語

1 グラフィックがもたらす
遊び心に満ちた世界の見方

男女2人の踊り手が展開する踊り
「Pas de Deux(パ・ド・ドゥ)
は、極めて正確なテクニックと
長年の経験を必要とするとても難しい技術です。

diptyque はそれをよく知っています。なぜなら、60年前から黒と白、現代性と伝統性、アウトラインとモチーフ、自由と厳格など、対照的なアイデアの組み合わせを心得ているからです。diptyqueは創業60周年を記念し、独自の道を歩み続け、メゾンの歴史をインスピレーション源に新たな価値を見いだし驚くべき作品を制作しました。

キャンドルホルダー

このキャンドルホルダーは、キャンドルを中心としてオブジェを操り、回転させるように促します。こうしてキャンドルは絶えずさまざまな表情を見せてくれます。モチーフやラインの重なりによってオーバルが様々なダンスを表現し、炎のように私たちの目を輝かせてくれます。光と動きの組み合わせが、私たちを陶酔へといざないます。Baies(ベ)では立体感を与え、Figuier(フィギエ)では円がひし形に姿を変え、Roses(ローズ)では波形模様が美しく飾り、Tubéreuse(テュベルーズ)ではチェックを描きながら、オーバルは消えたかと思うと、再び浮かび上がってきます。

diptyqueの新しいコレクションは、創業以来メゾンの
特徴となっている参加型のスピリットを反映し、視覚、嗅覚、そして触覚で楽しめるまさにインタラクティブな体験を提案しています。このコレクションとともに、ライン、色合い、ジェスチャーと遊び心が同じエネルギーの高揚において結びついています。回転しながらdiptyqueのグラフィックにおける創造性にオマージュを捧げる、活力に満ち溢れたコレクションです。

メゾンのスピリットと歴史に忠実に、それぞれのキャンドルの香りを想起させる色合いも加えられます。レッドとグリーン、ピンク、ブルーが今回初めて中央のオーバルにあしらわれ、モノクロのデザインにソフトな趣を添えています。
グラフィックへの現代的な視点や、タイポグラフィーとロゴにおける独創的なノウハウで有名なデザイナーYorgo Tloupas(ヨーゴ・トゥルーパス)が考案したこの限定版コレクションの新しいパッケージは、キャンドルに組み合わせるために特別にデザインされたキャンドルホルダーによってビジュアル体験だけでなく感覚的な体験も提供しています。